豪血寺一族2


1994年 アトラス

豪血寺一族シリーズ二作目
誰が望んだか分からないが、続編が登場。
前回大会から1年後、頭首となったお種が謎の失踪を遂げ、再び頭首決定戦が開かれる事になった。
今作から5人の新たなキャラクターが登場。勿論、濃い面々ばかりで、格ゲー初のロリキャラ・花小路クララ、
お種・お梅の母親で101歳の豪血寺お志摩、5歳の幼稚園児・弧空院金田郎、といった他の格ゲーでは見ないような連中ばかり。

ゲームシステムの方は、一発奥義という超必殺技が追加され、
相手に攻撃をガードされたり、相手の攻撃を食らうとゲージが溜まっていき、
ゲージがフルになったら使用可能という内容。出し方が簡単な割に、ダメージがかなり食らうのでかなり使える技。
相変わらずのゲームバランスだし、難易度もCPUの反応速度が速くて難しいが、
シリーズ中豪血寺の世界観が一番濃く滲み出している作品になっている。

キャラクター選択画面
今回は前作の8人+新キャラ5人で、
合計13人に増えた。
花小路クララと変身後のスーパークララ
後の歌手は「魔法みたいな恋したい」
を熱唱している三日月くるみ

お志摩と金田郎の歳の差96歳対決
豪血寺の血を引く者は凄い。
頭首表彰式場に突然現れるお種。
怖えぇぇぇぇ・・・

実はお種失踪は、前回大会で頭首の座を退いたお梅の陰謀だった。
ということで、ラスボスのお種。かなりのキャラクター性能を誇る。
鏡から生霊のようなものを出す技は、ガードせずまともに食らうか避けた方が良い。
ガードで食らうと体力4分の1近く削られてしまう。


移植 PS版


豪血寺一族2 ちょっとだけ最強伝説

「ちょっとだけ最強伝説」というタブタイトルが付いているとおり、オマケとして「外伝」のタッグマッチ戦が遊べる。
ただし、ゲージ表示やステージや音楽などは「2」基準だし、対戦モードでしか遊べない。
移植物としては相当酷く、キャラのアニメーションを一部削除、CPU思考が全く違う、ステージ背景の削除などアーケードとは別物の出来。
特に変身キャラだと、対戦中にも関わらず2〜3秒のロードで画面が止まり、変身が解けるときにもまたロードが掛かるというテンポの悪さ。
長所はCD-DAによるクリアなBGM音源なのと、フルコーラスver「涙のポパペパプー」と「もったいない」が収録されている点のみ。
ゲームとしてではなく、サントラCDとして買った方が良い。

色々削られているステージ背景だが、
もっとも酷いと思われる陳念ステージ。
バックダンサーやライトが無いおかげで
殆んど別ステージのような雰囲気。
CPU戦はアーケードに比べて遥かに簡単。
飛び蹴りした後、しゃがみ小パンチ連打するか
しゃがみ大キックで足払いしてれば勝てる。
ちなみに、L1+R1の同時押しで一発奥義が可能。


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