1991年 プリルラ
・ストーリー
ここは不思議な国ラディッシュランド。
それぞれの街で、番人の管理のもと、時計じかけのネジによって時間の流れがたもたれていました。
しかし、そのネジを盗み時間のうばうを奪う悪い奴が現れました。
街が次々とおそわれて時間が止まってしまいました。
このままではラディッシュランドすべての時間が止まってしまいます。
ザックとメルはおじいさんの発明した魔法の杖を持って冒険の旅へと出発しました。
・ゲーム紹介
「プリルラ」は1991年タイトーから発表された横スクロール(ベルト)アクションゲームです。
1P側は男の子のザック、2P側は女の子のメルを操作して時間のネジを取り戻すといった内容。
操作方法は移動用のレバーとボタン3つ。ボタンは攻撃、ジャンプ、魔法が割り当てられており、
魔法を繰り出すと一定時間無敵になり、しかも画面上の敵を全て一掃してくれる(使用回数制限あり)。
どんな魔法が出るかはスコアの10の桁の数値で決まる。
また1P、2P同時に魔法ボタンを押すと「ショックのパー」という最強魔法が繰り出せ、
これは雑魚キャラどころかボスですら文字通り瞬殺できるという優れもの。
また攻撃は下方向及び左右方向に入れながらボタンを押すと、
隙はあるものの若干リーチの長い攻撃が繰り出すことが出来る。
元々、海外向けのタイトルだったらしいのですが、AMショーでの評判が良かったので日本国内でもリリースが決まったという経歴がある。
「メルヘンタッチの新感覚アクション」とかコピーでありましたけど、
はっきりいうと「メルヘン」じゃなくて「病気」とか「カオス」とか「電波」な世界観が所々見受けられます。
特に3面の「誇大妄想家の町」や最終面は意味の分からない背景が並んでいて人によっては気持ち悪くなるかもしれません。
